› みやざきNPO・協働支援センターのブログ › 2017年01月
2017年01月31日
ヒムカレッジ2016 vol.2 デザインを見える化するワークショップ 開催しました!
12月11日(日)に、ホップステップアヤウェブ代表 ヒダカ アヤさんをお招きし、ヒムカレッジ2016 vol.2「 デザインを見える化するワークショップ チラシづくり 「課題」発見 「悩み」解決 ワークショップ」を開催いたしました!
□講師紹介
--------------------------------------
ヒダカアヤ 氏 (ホップステップアヤウェブ代表)
自然と宇宙に一番近い農業者さんをこよなく愛しています。
2015年、6次産業化サポーターに認定していただきました。
新潟県生まれ 宮崎市在住
バンタンデザイン研究所 illustration科(中退)
共立女子短期大学英語専攻
大阪芸術大学映像学科
(制作歴)
http://ayaweb.jp/works/
(受賞歴)
2007 47th ACC CM FESTIVAL ACCファイナリスト賞受賞
東京国際アニメフェア2007 アニメアワード優秀賞受賞
インディーズアニメフェスタ2007八巻審査員賞受賞
NHKデジタルスタジアム真島セレクション(2009.Jan)
NHKデジタルスタジアムMAYA MAXXセレクション(2007.Feb.)
--------------------------------------
今回も様々な職種・年代の方々にご参加いただきました!
前半はどのように伝えれば重要な事が伝わるか、その思考のプロセスを体感するグループワークを行い、後半は実際にヒダカさんに即興でチラシを作って頂きながらチラシ作りのコツについてお話頂きました。
「いくらテクニックを学んでも、本当に伝えたいことや魅力を理解できていないと効果が出ないので、その大元の部分をしっかりと学ぶことが大切です」自己紹介に合わせて今回の研修の内容に至った経緯をヒダカさんにお話いただき、研修はスタートしました。
そして前半のグループワークを行うにあたっては宮崎産業経営大学の宮崎ダイアログカフェの皆さんにグループファシリテーターとして入っていただきグループ内の進行をして頂きました!
●デザインを見える化するワークショップ
初めに趣旨説明・グランドルール・自己紹介を行い実際のワークへ。
【STEP1】
まずは今回のワークのキーポイントとなるワークシートに団体名、お名前、どんな活動をしている団体か、自分は何をしているか、
そして下記の1)~6)の問いに対して記入して頂きました。
1)何を伝えたいですか?
2)何が課題ですか?
3)伝えたい人が抱えている悩みは何だと思いますか?
4)伝えたい人にどんな風に感じてほしいですか
5)伝えたい事が伝わったら、相手はどんな良いことがありますか?
6)伝えたことが伝わったら、自分にはどんな良いことがありますか?
【STEP2】
つづいて課題に対しての問を考えて頂きました。
自分が記入したワークシートを左側に回し、自分に回ってきた他の参加者のシートの課題を読んで、
その課題を深堀りする質問を付箋紙に記入して頂き直接ワークシートに貼っていってもらいました。
1つの課題について、最低1つの質問を記入することを条件に、
同様な作業を自分の元に自分のシートが戻って来るまで繰り返し行いました。
【STEP3】
そして戻ってきた自分のシートに書いてある問に対して、
自分はどのようなことを考えたのか、感じたのかを書き留めたり頭の中でまとめる熟成の時間へ。
【STEP4】
いよいよ最後のステップへ。
グループファシリテーターに進行して頂きながら
皆さんから頂いた質問に対して、自分の回答をグループ内で4分間話していただきました。
そして発表後には発表者に“気づき”を促す質問を1人1回以上問いかけていただきました。
またそれ以外の人は、質問や発表者の言葉(キーワード)を正方形の付箋に書きだして、プレゼントしていただきました。
問を考えるステップでは他の人の課題であってもそれを深める質問を考えることで、
自分自身の課題や伝えたいことを引き出す考え方にもつながります。
また今回のようにグループで行い他の人の考え方にも触れることで、
自分の中にはなかった新たな気づきや視点が得られたのではないしょうか。
また参加者の皆さんで実際に自分が作ったチラシを持ち寄りながら、
話し合っている場面も見受けられ、課題や悩みの共有や意見交換も出来たワークショップとなりました。
★見やすいチラシをつくるヒント
後半はヒダカアヤさんによる「見やすいチラシをつくるヒント」についての講座が行われました!
その中で紹介されたチラシづくりのポイントを何点かご紹介いたします。
◇情報の整理
まずはじめに「情報の整理」が大切だと話すヒダカさん。
見やすいレイアウトや情報が伝わりやすくするためにも以下のような点に注意するといいということでした。
(揃える)
・文字の位置・見出し
・文章の端が揃うことで文頭が見つけやすくなり、文章が読みやすくなる。
・画像の大きさを揃えると紙面のバランスが良くなる。
(まとめる)
項目名と説明、写真と写真のタイトルなど、関連のある項目同士を近づけて配置関連のあるものを同じ揃え方で近くに配置することで、内容を直感的に理解しやすくなります。
(区別する)
揃えてまとめた情報グループを離して配置。情報グループの周りに余白ができることで、グループが強調され、情報を素早く見つけることができ、正確に伝えることができます。罫線を引く、色分けをするなど。文章を枠内に入れる場合は、上下左右に一文字分ぐらい余白を確保する。
◇フォント(書体)を多用しすぎない
今ではPCの中にデフォルトで多くのフォントが入っていたりして、ついつい色々な種類のフォントを使ってしまうことがあるかと思いますが、
そうすると統一性がなくなり逆に見づらくなってしまうということでした。
以下の点に注意してフォントは使いましょう。
タイトルや見出し・・・視認性の高い「太いゴシック体」
長い文章・・・可読性の良い「細い明朝体」が向いています。プレゼンテーションのスライドは、読みやすさよりも見やすさが重視されます。全体を通じてゴシック体を用いるのが良いでしょう。
一つの紙面で使うフォントは3種類ぐらいがベスト。
POPなどは、デザインフォントを使う場合は、見出しのみ、商品名のみ、
といったルールを作る事でしっかりと引き立ちます。
◇色を使いすぎない
フォント同様、色も使いすぎないようにすることが大切です。
1つの紙面に使用する色は3~5色にして、この内一番目立たせるメインカラーは1色(5色使用の場合は2色)にすること。
残りの色は、彩度を抑え、メインカラーをサポートする色にすると効果的だそうです。
またどうしても多くの色を使う場合は、
1色をグレーやベージュにすると、色同士の衝突を和らげる効果があるそうです。
◇ジャンプ率 大きさのメリハリ
大きさのメリハリをつける「ジャンプ率」
左上の画像だと同じサイズの画像が並べられており、印象がぼやけてしまっていますが、
右の方はこの学校の雰囲気が一目で分かるように画像の大きさにメリハリがあります。
チラシやポスターなど瞬間的に判断してもらいたいものほど、このジャンプ率を高くすることで
見やすく印象に残るものになるということでした。
そして最後には実際に今回の講座のチラシで使用した素材で、
講座で紹介されたポイントを踏まえつつ、チラシづくりの作業を実演して頂きました!
今回はイラストレーターなどの専門的なソフトではなく、なんとofficeのパワーポイントを使用して作っていただきました。
画像の切り取り方(トリミング)や印象に残るようなタイトルのデザインなど、
1つ1つの作業を、見やすく分かりやすく、同時に思いや感情が伝わるように考えながら作業するヒダカさん。
本当にちょっとした部分の工夫で、見やすく伝わりやすくなるので驚きの連続でした。
出来上がったチラシはとても短時間でさらにパワーポイントで作業したとは思えないクオリティで、
参加者の皆さんも感心していたご様子でした!
□質疑応答
質疑応答では、
「面白いと感じてもらえる広報物を作るために工夫していることは?」という質問に対して、
ヒダカさんは「直線の枠で囲ったり幾何学的なデザインが多くなったら、フリーハンドで作ったゆるい図形や曲線を使ったレイアウトなどに変えてみるとちょっとした遊び心が出ていい。またキャッチコピーも伝えたい人に一番近い言葉、普段感じて課題や悩みを想像して作ると親しみやすく伝わりやすくなる。」とコメントされていました。
ご参加頂いた皆様からは、
「デザイン(広義から狭義まで)についてごく身近かつ具体的に学び、感じ、考えることができた。自分たちの活動を他者視点から見て、話して提案していただくことで、自分たちの課題や強みを照らし返して多くのヒントをいただいた。産経大の学生さんたちのファシリテートも心強かった。ありがとうございました。」
「チラシのテクニックもこれまで知りたかったことばかりで、わからなかったところが納得できて、実行しやすくなった。ありがとうございました。」
「いつも自分の中で「これ良いんじゃないかな?」と思って情報を発信していたが、伝えたい人を絞ること、伝えたい人が何に悩んでいるかと相手の方を含めて考えなければ届かないのかなと思いました。」
といったご感想をいただきました!
参加していただいた皆様、そして講師のヒダカさん、ファシリテーターとしてご参加いただいた宮崎ダイアログカフェの皆さん、
本当にありがとうございました!
また今回の講座を3分間にまとめたダイジェスト動画を公開しております!
当日の講座の流れや会場の雰囲気が感じられるかと思いますので、是非ともご覧ください!
□講師紹介
--------------------------------------
ヒダカアヤ 氏 (ホップステップアヤウェブ代表)
自然と宇宙に一番近い農業者さんをこよなく愛しています。
2015年、6次産業化サポーターに認定していただきました。
新潟県生まれ 宮崎市在住
バンタンデザイン研究所 illustration科(中退)
共立女子短期大学英語専攻
大阪芸術大学映像学科
(制作歴)
http://ayaweb.jp/works/
(受賞歴)
2007 47th ACC CM FESTIVAL ACCファイナリスト賞受賞
東京国際アニメフェア2007 アニメアワード優秀賞受賞
インディーズアニメフェスタ2007八巻審査員賞受賞
NHKデジタルスタジアム真島セレクション(2009.Jan)
NHKデジタルスタジアムMAYA MAXXセレクション(2007.Feb.)
--------------------------------------
今回も様々な職種・年代の方々にご参加いただきました!
前半はどのように伝えれば重要な事が伝わるか、その思考のプロセスを体感するグループワークを行い、後半は実際にヒダカさんに即興でチラシを作って頂きながらチラシ作りのコツについてお話頂きました。
「いくらテクニックを学んでも、本当に伝えたいことや魅力を理解できていないと効果が出ないので、その大元の部分をしっかりと学ぶことが大切です」自己紹介に合わせて今回の研修の内容に至った経緯をヒダカさんにお話いただき、研修はスタートしました。
そして前半のグループワークを行うにあたっては宮崎産業経営大学の宮崎ダイアログカフェの皆さんにグループファシリテーターとして入っていただきグループ内の進行をして頂きました!
●デザインを見える化するワークショップ
初めに趣旨説明・グランドルール・自己紹介を行い実際のワークへ。
【STEP1】
まずは今回のワークのキーポイントとなるワークシートに団体名、お名前、どんな活動をしている団体か、自分は何をしているか、
そして下記の1)~6)の問いに対して記入して頂きました。
1)何を伝えたいですか?
2)何が課題ですか?
3)伝えたい人が抱えている悩みは何だと思いますか?
4)伝えたい人にどんな風に感じてほしいですか
5)伝えたい事が伝わったら、相手はどんな良いことがありますか?
6)伝えたことが伝わったら、自分にはどんな良いことがありますか?
【STEP2】
つづいて課題に対しての問を考えて頂きました。
自分が記入したワークシートを左側に回し、自分に回ってきた他の参加者のシートの課題を読んで、
その課題を深堀りする質問を付箋紙に記入して頂き直接ワークシートに貼っていってもらいました。
1つの課題について、最低1つの質問を記入することを条件に、
同様な作業を自分の元に自分のシートが戻って来るまで繰り返し行いました。
【STEP3】
そして戻ってきた自分のシートに書いてある問に対して、
自分はどのようなことを考えたのか、感じたのかを書き留めたり頭の中でまとめる熟成の時間へ。
【STEP4】
いよいよ最後のステップへ。
グループファシリテーターに進行して頂きながら
皆さんから頂いた質問に対して、自分の回答をグループ内で4分間話していただきました。
そして発表後には発表者に“気づき”を促す質問を1人1回以上問いかけていただきました。
またそれ以外の人は、質問や発表者の言葉(キーワード)を正方形の付箋に書きだして、プレゼントしていただきました。
問を考えるステップでは他の人の課題であってもそれを深める質問を考えることで、
自分自身の課題や伝えたいことを引き出す考え方にもつながります。
また今回のようにグループで行い他の人の考え方にも触れることで、
自分の中にはなかった新たな気づきや視点が得られたのではないしょうか。
また参加者の皆さんで実際に自分が作ったチラシを持ち寄りながら、
話し合っている場面も見受けられ、課題や悩みの共有や意見交換も出来たワークショップとなりました。
★見やすいチラシをつくるヒント
後半はヒダカアヤさんによる「見やすいチラシをつくるヒント」についての講座が行われました!
その中で紹介されたチラシづくりのポイントを何点かご紹介いたします。
◇情報の整理
まずはじめに「情報の整理」が大切だと話すヒダカさん。
見やすいレイアウトや情報が伝わりやすくするためにも以下のような点に注意するといいということでした。
(揃える)
・文字の位置・見出し
・文章の端が揃うことで文頭が見つけやすくなり、文章が読みやすくなる。
・画像の大きさを揃えると紙面のバランスが良くなる。
(まとめる)
項目名と説明、写真と写真のタイトルなど、関連のある項目同士を近づけて配置関連のあるものを同じ揃え方で近くに配置することで、内容を直感的に理解しやすくなります。
(区別する)
揃えてまとめた情報グループを離して配置。情報グループの周りに余白ができることで、グループが強調され、情報を素早く見つけることができ、正確に伝えることができます。罫線を引く、色分けをするなど。文章を枠内に入れる場合は、上下左右に一文字分ぐらい余白を確保する。
◇フォント(書体)を多用しすぎない
今ではPCの中にデフォルトで多くのフォントが入っていたりして、ついつい色々な種類のフォントを使ってしまうことがあるかと思いますが、
そうすると統一性がなくなり逆に見づらくなってしまうということでした。
以下の点に注意してフォントは使いましょう。
タイトルや見出し・・・視認性の高い「太いゴシック体」
長い文章・・・可読性の良い「細い明朝体」が向いています。プレゼンテーションのスライドは、読みやすさよりも見やすさが重視されます。全体を通じてゴシック体を用いるのが良いでしょう。
一つの紙面で使うフォントは3種類ぐらいがベスト。
POPなどは、デザインフォントを使う場合は、見出しのみ、商品名のみ、
といったルールを作る事でしっかりと引き立ちます。
◇色を使いすぎない
フォント同様、色も使いすぎないようにすることが大切です。
1つの紙面に使用する色は3~5色にして、この内一番目立たせるメインカラーは1色(5色使用の場合は2色)にすること。
残りの色は、彩度を抑え、メインカラーをサポートする色にすると効果的だそうです。
またどうしても多くの色を使う場合は、
1色をグレーやベージュにすると、色同士の衝突を和らげる効果があるそうです。
◇ジャンプ率 大きさのメリハリ
大きさのメリハリをつける「ジャンプ率」
左上の画像だと同じサイズの画像が並べられており、印象がぼやけてしまっていますが、
右の方はこの学校の雰囲気が一目で分かるように画像の大きさにメリハリがあります。
チラシやポスターなど瞬間的に判断してもらいたいものほど、このジャンプ率を高くすることで
見やすく印象に残るものになるということでした。
そして最後には実際に今回の講座のチラシで使用した素材で、
講座で紹介されたポイントを踏まえつつ、チラシづくりの作業を実演して頂きました!
今回はイラストレーターなどの専門的なソフトではなく、なんとofficeのパワーポイントを使用して作っていただきました。
画像の切り取り方(トリミング)や印象に残るようなタイトルのデザインなど、
1つ1つの作業を、見やすく分かりやすく、同時に思いや感情が伝わるように考えながら作業するヒダカさん。
本当にちょっとした部分の工夫で、見やすく伝わりやすくなるので驚きの連続でした。
出来上がったチラシはとても短時間でさらにパワーポイントで作業したとは思えないクオリティで、
参加者の皆さんも感心していたご様子でした!
□質疑応答
質疑応答では、
「面白いと感じてもらえる広報物を作るために工夫していることは?」という質問に対して、
ヒダカさんは「直線の枠で囲ったり幾何学的なデザインが多くなったら、フリーハンドで作ったゆるい図形や曲線を使ったレイアウトなどに変えてみるとちょっとした遊び心が出ていい。またキャッチコピーも伝えたい人に一番近い言葉、普段感じて課題や悩みを想像して作ると親しみやすく伝わりやすくなる。」とコメントされていました。
ご参加頂いた皆様からは、
「デザイン(広義から狭義まで)についてごく身近かつ具体的に学び、感じ、考えることができた。自分たちの活動を他者視点から見て、話して提案していただくことで、自分たちの課題や強みを照らし返して多くのヒントをいただいた。産経大の学生さんたちのファシリテートも心強かった。ありがとうございました。」
「チラシのテクニックもこれまで知りたかったことばかりで、わからなかったところが納得できて、実行しやすくなった。ありがとうございました。」
「いつも自分の中で「これ良いんじゃないかな?」と思って情報を発信していたが、伝えたい人を絞ること、伝えたい人が何に悩んでいるかと相手の方を含めて考えなければ届かないのかなと思いました。」
といったご感想をいただきました!
参加していただいた皆様、そして講師のヒダカさん、ファシリテーターとしてご参加いただいた宮崎ダイアログカフェの皆さん、
本当にありがとうございました!
また今回の講座を3分間にまとめたダイジェスト動画を公開しております!
当日の講座の流れや会場の雰囲気が感じられるかと思いますので、是非ともご覧ください!
2017年01月27日
【平成29年度「みやざきNPO・協働支援センター事業」業務委託等に係る企画募集】
【平成29年度「みやざきNPO・協働支援センター事業」業務委託等に係る企画募集】の募集が始まりました。
宮崎県では、県民、地域づくり団体、NPOなど地域支援活動を担う様々な主体が実施する多様な活動や協働の推進を支援するみやざきNPO・協働支援センターの運営等に係る企画を募集します。
詳細は下記をご参照ください。
http://www.pref.miyazaki.lg.jp/seikatsu-kyodo-danjo/koubo/gyoumuitaku.html
2017年01月27日
【「障がいのある人もない人も、ともに暮らしやすい社会実現を目指すワークショップ」開催のお知らせ】
特定非営利活動法人PAみやざきからのお知らせです。
「障がいのある人もない人も、ともに暮らしやすい社会実現を目指すワークショップ」を宮崎県と宮崎県商工会議所との共催で、県内4か所で開催します。
昨年4月、「障害者差別解消法」及び「障がいのある人もない人も共に暮らしやすい宮崎県づくり条例」が制定されましたが、まだまだ県民の認知度は低いのが現状です。
そこで、障害のある人とない人が同じテーブルで、様々な事例を基に「社会モデル」や「差別」について考え合うワークショップを企画しました。大勢の人を集めての聴講形式ではなく、少人数のグループに分けて、そこに障害当事者のファシリテーターが一人づつ入って進行していきます。
宮崎市(2/16)、都城市(2/23)、延岡市(3/1)、日南市(3/17)で開催します。
障害のある方もない方も、お店などを経営されている方も是非ご参加ください。
詳細につきましてははチラシをご覧ください。
(お問い合わせ)
Tel:0985-31-4800
Fax:0985-75-0150
E-mail yahdo@r9.dion.ne.jp
2017年01月18日
参加者募集中!日南市長 﨑田 恭平 氏 講演会「私はこのように考え・企画し市政に反映させている」
平成28年度宮崎県NPO企画力等向上研修Vol.1
「私はこのように考え・企画し市政に反映させている」
講師:日南市長 﨑田 恭平 氏
――――――――――――――――――――――――――
〇現役市長が語る日南の『今』
日南市では『創客創人』をコンセプトに「人づくりこそがまちづくり」と考え市政を進めており、今では市内各所で様々な動きが生まれています。
このことの根本にあるのは「協働」です。
私が目指す理想形は、行政が誰よりも汗をかき、そのことに触発された市民の皆さんが物事を他人事ではなく自分事と捉え、それぞれの分野で動き出していただくことです。いわば、共感が広がって、共に動き出そうと汗をかいていただく「共感と共汗のまちづくり」、そのことこそが私の理想とする協働だと思っています。
これまでの日南市の取り組みは、市職員や登用した民間人が全て動かしているのではありません。それぞれの分野で、共に汗をかいてくださる市民の力があって、大きく動き出しています。
その奮闘ぶりを皆さんと共有できればと思います。
日南市長 﨑田 恭平
■タイムスケジュール
18:00 受付開始
18:30 主催者挨拶
講座
振り返り・質疑応答
21:00 終了
□イベント概要
--------------------------------------
日時:平成29年1月31日(火)18時30分~(18時受付)
会場:みやざきNPO・協働支援センターー
http://www.m-kiten.jp/access-map.php
●定 員:50名(先着順/参加無料)
●対象者:どなたでもご参加いただけます。
●申込み締切:1月30日(月)
※懇親会:21時30分~ 場所:未定
□参加申し込み
--------------------------------------
参加をご希望される方は下記入力フォームから必要事項を入力し送信ボタンをクリックして下さい。
https://goo.gl/forms/ZHCPHeYkpSYmAFbk1
□講師紹介
--------------------------------------
日南市長 﨑田 恭平
昭和54年生。九州大学を卒業後、宮崎県庁を経て平成25年4月日南市長に就任。
「人づくり」を政策の柱に置き、「できない理由ではなくできる方法を考える市役所づくり」に取り組む。
企業とのコラボレーションを推進し、「日本の前例は日南が創る『日本一組みやすい自治体』」と標榜し、ベンチャー企業並みのフットワークで事業を展開。
具体的には、外国クルーズ船寄港の大幅増加や商店街再生(テナント誘致の成功)、IT企業の進出が相次ぐなど、既成概念にとらわれない柔軟性とスピード感に注目が集まっている。
―――――――――――――――――――――――――
【主催・お申込み先】みやざきNPO・協働支援センター
(担当:壹岐、山崎)
〒880-0811
宮崎市錦町1-10 宮崎グリーンスフィア壱番館3F
メール:info@miyazaki-ksc.org
電話:0985-74-7075 ファックス:0985-74-7076
―――――――――――――――――――――――――
「私はこのように考え・企画し市政に反映させている」
講師:日南市長 﨑田 恭平 氏
――――――――――――――――――――――――――
〇現役市長が語る日南の『今』
日南市では『創客創人』をコンセプトに「人づくりこそがまちづくり」と考え市政を進めており、今では市内各所で様々な動きが生まれています。
このことの根本にあるのは「協働」です。
私が目指す理想形は、行政が誰よりも汗をかき、そのことに触発された市民の皆さんが物事を他人事ではなく自分事と捉え、それぞれの分野で動き出していただくことです。いわば、共感が広がって、共に動き出そうと汗をかいていただく「共感と共汗のまちづくり」、そのことこそが私の理想とする協働だと思っています。
これまでの日南市の取り組みは、市職員や登用した民間人が全て動かしているのではありません。それぞれの分野で、共に汗をかいてくださる市民の力があって、大きく動き出しています。
その奮闘ぶりを皆さんと共有できればと思います。
日南市長 﨑田 恭平
■タイムスケジュール
18:00 受付開始
18:30 主催者挨拶
講座
振り返り・質疑応答
21:00 終了
□イベント概要
--------------------------------------
日時:平成29年1月31日(火)18時30分~(18時受付)
会場:みやざきNPO・協働支援センターー
http://www.m-kiten.jp/access-map.php
●定 員:50名(先着順/参加無料)
●対象者:どなたでもご参加いただけます。
●申込み締切:1月30日(月)
※懇親会:21時30分~ 場所:未定
□参加申し込み
--------------------------------------
参加をご希望される方は下記入力フォームから必要事項を入力し送信ボタンをクリックして下さい。
https://goo.gl/forms/ZHCPHeYkpSYmAFbk1
□講師紹介
--------------------------------------
日南市長 﨑田 恭平
昭和54年生。九州大学を卒業後、宮崎県庁を経て平成25年4月日南市長に就任。
「人づくり」を政策の柱に置き、「できない理由ではなくできる方法を考える市役所づくり」に取り組む。
企業とのコラボレーションを推進し、「日本の前例は日南が創る『日本一組みやすい自治体』」と標榜し、ベンチャー企業並みのフットワークで事業を展開。
具体的には、外国クルーズ船寄港の大幅増加や商店街再生(テナント誘致の成功)、IT企業の進出が相次ぐなど、既成概念にとらわれない柔軟性とスピード感に注目が集まっている。
―――――――――――――――――――――――――
【主催・お申込み先】みやざきNPO・協働支援センター
(担当:壹岐、山崎)
〒880-0811
宮崎市錦町1-10 宮崎グリーンスフィア壱番館3F
メール:info@miyazaki-ksc.org
電話:0985-74-7075 ファックス:0985-74-7076
―――――――――――――――――――――――――
2017年01月18日
【追加募集のお知らせ:ヒムカレッジ vol.3『災害ボランティアから考える~熊本復興支援ボランティアに学んだこと~』】
おかげさまでヒムカレッジ vol.3『災害ボランティアから考える~熊本復興支援ボランティアに学んだこと~』は定員に達しました!
お申込み頂いた皆様ありがとうございました
定員には達しましたが会場にまだ余裕がありますので、追加募集を行います!
これまで様々な災害復興支援の現場で活動してきた鈴木さんのお話が聞ける貴重な講演会ですので、
この機会に是非ともご参加ください。
http://miyazaki-ksc.org/him03.html
お申込み頂いた皆様ありがとうございました
定員には達しましたが会場にまだ余裕がありますので、追加募集を行います!
これまで様々な災害復興支援の現場で活動してきた鈴木さんのお話が聞ける貴重な講演会ですので、
この機会に是非ともご参加ください。
http://miyazaki-ksc.org/him03.html
2017年01月17日
【助成金・公募情報:地域活動団体への助成「生活学校助成」】
【助成金・公募情報:地域活動団体への助成「生活学校助成」】
このたび、公益財団法人あしたの日本を創る協会では、
住み良い地域づくりに取り組む地域活動団体を対象に、
活動経費の助成を行います。
■団体名:公益財団法人あしたの日本を創る協会
■事業名:地域活動団体への助成「生活学校助成」http://www.ashita.or.jp/sg2.htm
■応募締切:2017年3月31日(金)必着
■助成の趣旨
・生活学校とは、
身近な地域や暮らしの問題を、学び、調べ、企業や行政と話し合い、ほかのグループとも協力しながら、実践活動のなかで解決し、生活や地域や社会のあり方を変えていく…そんな活動に取り組むグループです。
・活動経費の助成
「生活学校」の趣旨に賛同し、参加を希望する団体の募集を行い、当協会から活動経費の助成を行います。
■対象団体(①及び②に該当する団体)
①身近な地域や暮らしの課題解決に取り組む地域活動団体
②全国の生活学校が連携して行う全国運動に参加する意向のある団体
■助成金額
6万円(初年度3万円、2年目3万円)
■申請書の入手方法
下記問い合わせ先までメールでご連絡のうえ、申請書をお取り寄せください。
■申請方法
次の2点の書類をご提出ください。
①申請書(必要事項を記入)
②これまでの活動がわかる会報または資料等(A4サイズ1~2枚程度)
■問い合わせ先
公益財団法人あしたの日本を創る協会 生活学校担当
〒106-0031 東京都港区西麻布3-24-20 交通安全教育センタービル4階
TEL03-5772-7201 FAX03-5772-7202 E-mail:ashita@ashita.or.jp
URL:http://www.ashita.or.jp/sg2.htm
このたび、公益財団法人あしたの日本を創る協会では、
住み良い地域づくりに取り組む地域活動団体を対象に、
活動経費の助成を行います。
■団体名:公益財団法人あしたの日本を創る協会
■事業名:地域活動団体への助成「生活学校助成」http://www.ashita.or.jp/sg2.htm
■応募締切:2017年3月31日(金)必着
■助成の趣旨
・生活学校とは、
身近な地域や暮らしの問題を、学び、調べ、企業や行政と話し合い、ほかのグループとも協力しながら、実践活動のなかで解決し、生活や地域や社会のあり方を変えていく…そんな活動に取り組むグループです。
・活動経費の助成
「生活学校」の趣旨に賛同し、参加を希望する団体の募集を行い、当協会から活動経費の助成を行います。
■対象団体(①及び②に該当する団体)
①身近な地域や暮らしの課題解決に取り組む地域活動団体
②全国の生活学校が連携して行う全国運動に参加する意向のある団体
■助成金額
6万円(初年度3万円、2年目3万円)
■申請書の入手方法
下記問い合わせ先までメールでご連絡のうえ、申請書をお取り寄せください。
■申請方法
次の2点の書類をご提出ください。
①申請書(必要事項を記入)
②これまでの活動がわかる会報または資料等(A4サイズ1~2枚程度)
■問い合わせ先
公益財団法人あしたの日本を創る協会 生活学校担当
〒106-0031 東京都港区西麻布3-24-20 交通安全教育センタービル4階
TEL03-5772-7201 FAX03-5772-7202 E-mail:ashita@ashita.or.jp
URL:http://www.ashita.or.jp/sg2.htm
2017年01月11日
【セミナーのご案内:みやざきソーシャルビジネスセミナー】
★NPO法人などの社会的企業や地域貢献につながる事業を営む方
★ソーシャルビジネス分野での創業をお考えの方
★地域貢献につながる事業をステップアップさせたい方
を対象にソーシャルビジネスセミナーを開催いたします!
日 時 平成29年2月9日(木) 18:30(開場18:00)
会 場 みやざきNPO・県民協働支援センター
(KITENビル3階会議室)
参加費 無料 定 員 50名
日本政策金融公庫 宮崎支店 国民生活事業×宮崎県、公益財団法人宮崎県産業振興機構、一般社団法人宮崎県商工会議所連合会、
宮崎県商工会連合会、特定非営利活動法人宮崎文化本舗(宮崎県NPO活動支援センター)、国立大学法人宮崎大学、
九州ソーシャルビジネス促進協議会(共催)
【セミナー内容】
~第1部~ 18:30~20:00
基調講演 「だからSB(ソーシャルビジネス)はやめられない!」
講師 濱砂 圭子 氏 株式会社フラウ 代表取締役
社会的課題を解決するソーシャルビジネスやNPO法人の活動を地域の人たちに知ってもらい、より多くの共感と支援を
得るために、具体的事例を交えてご紹介します。
~第2部~ 20:05~20:35
施策紹介 「ソーシャルビジネスのための資金調達」
日本政策金融公庫・宮崎県の取組や支援内容をご紹介します。
~第3部~ 20:35~21:00
●名刺交換会 ●個別相談会 (事前予約制)
・参加者による名刺交換会を行います。
・資金の個別相談をご希望の方は、裏面の「個別相談」欄にチェックを付けてください。
※参加者の広報物を自由に展示できる「情報発信・PRコーナー」を設置します。ご希望の方は、当日パンフレットなどをお持ちください。(1団体につき1種類とさせていただきます。セミナー終了後は各自お持ち帰りください。)
詳細は下記FBページをご参照ください!
https://www.facebook.com/events/226087501171145/
★ソーシャルビジネス分野での創業をお考えの方
★地域貢献につながる事業をステップアップさせたい方
を対象にソーシャルビジネスセミナーを開催いたします!
日 時 平成29年2月9日(木) 18:30(開場18:00)
会 場 みやざきNPO・県民協働支援センター
(KITENビル3階会議室)
参加費 無料 定 員 50名
日本政策金融公庫 宮崎支店 国民生活事業×宮崎県、公益財団法人宮崎県産業振興機構、一般社団法人宮崎県商工会議所連合会、
宮崎県商工会連合会、特定非営利活動法人宮崎文化本舗(宮崎県NPO活動支援センター)、国立大学法人宮崎大学、
九州ソーシャルビジネス促進協議会(共催)
【セミナー内容】
~第1部~ 18:30~20:00
基調講演 「だからSB(ソーシャルビジネス)はやめられない!」
講師 濱砂 圭子 氏 株式会社フラウ 代表取締役
社会的課題を解決するソーシャルビジネスやNPO法人の活動を地域の人たちに知ってもらい、より多くの共感と支援を
得るために、具体的事例を交えてご紹介します。
~第2部~ 20:05~20:35
施策紹介 「ソーシャルビジネスのための資金調達」
日本政策金融公庫・宮崎県の取組や支援内容をご紹介します。
~第3部~ 20:35~21:00
●名刺交換会 ●個別相談会 (事前予約制)
・参加者による名刺交換会を行います。
・資金の個別相談をご希望の方は、裏面の「個別相談」欄にチェックを付けてください。
※参加者の広報物を自由に展示できる「情報発信・PRコーナー」を設置します。ご希望の方は、当日パンフレットなどをお持ちください。(1団体につき1種類とさせていただきます。セミナー終了後は各自お持ち帰りください。)
詳細は下記FBページをご参照ください!
https://www.facebook.com/events/226087501171145/
2017年01月04日
ヒムカレッジ2016 vol.1 アンガーマネジメント講座 開催しました!
10月18日(火)に、組織デザイン・ラボ 代表 原口 祐佳さんをお招きし、ヒムカレッジ2016 vol.1「怒りをコントロールして、より良い人間関係を構築する アンガーマネジメント講座」を開催いたしました!
□講師紹介
--------------------------------------
原口 祐佳 氏 組織デザイン・ラボ 代表
提携会社:ANAビジネスソリューション氏,アニメートエンタープライズ,株式会社イースト
長崎県佐世保市生まれ。短大卒業後、ANA(全日本空輸株式会社)入社。グランドスタッフとして福岡空港に勤務、その後営業支店へ異動し、教育、企画、セールス等、幅広く業務に携わると共に人材開発・教育研修業務を担い、延べ40,000 人のANAグループ社員の育成に携わる。また、教育プログラム開発、人材育成の体系化も手掛け、現在の基礎となる。
2012年に、“社員全員で成果を上げる組織作りを支援する”を理念とし独立。研修講師、組織デザイン・コンサルタントとして141社の企業の人材育成支援を実施。特に現在は、「リーダー育成」と「人事評価制度作成」に力を入れ支援を行っている。また現在までに延べ120人、1015時間以上のコーチングの経験を持つ。
◆資格◆ ICF国際コーチ連盟プロフェッショナルコーチ、日本アンガーマネジメント協会ファシリテーター
--------------------------------------
今回も様々な職種・年代の多くの方々にご参加いただきました!
実際のワークを交えながら「アンガーマネジメント」について学ぶ研修会となりました!
●アンーマネジメントとは
初めにアンガーマネジメントという言葉について。
アンーマネジメントとは「怒り」(アンガー)とうまく付き合うこと(マネジメント)=後悔しないこと(「言い過ぎた」「言えばよかった」などとならないように)
ここで重要なのが、決して怒らないということではなく、怒る必要のあることは上手に怒り、怒る必要のないことは怒らないようにすること
だということでした。
また仕事に限らず家族や友人などとのコミュニケーションにも用いることも出来るということでした。
●怒りとは
そもそも怒りという感情には「感情表現」「伝達手段」「機能・役割」という3つがあるといいます。
「感情表現」
・人間にとってごくごく自然な感情のひとつ
・怒りがない人はいないし、なくすこともできない
「伝達手段」
・怒ることで伝わることがある 怒ることで伝わりにくくなることがある
「機能・役割」
・身を守るための感情(防衛感情)
そして怒ることはダメな事ではなく、怒っても構わないが、
怒るものか、怒らないものか“区別できていないこと”こそが問題なのだと原口さんは話されました。
そして、ここで参加者の皆さんにはワークシートに、自分が「怒った出来事」を書いて頂きました。
参加者の皆さん同士で共有しながら、またその時の「感情を表す言葉・発した言葉」についても書いて頂きました。
このようにまずは自分の感情をちゃんと「言葉」に表すことが、
怒りとうまく付き合っていくことにつながるのだということでした。
さて実際に怒りとうまく付き合うためにはどうしたらいいのでしょうか?
●6秒
怒りとうまく付き合うためのポイントとして、
1つ目に大切なことは「6秒」待つということでした。
人は怒りの感情が起きて、その怒りのピークが続く時間が6秒だといわれています。
ここで何か言葉を発したり、感情に任せた行動をとってしまうと前述した「後悔」につながってしまうということでした。
そうならないためにもとりあえず6秒待つことで冷静な判断が出来るのだということでした。
実際に6秒を計ってみると長いと感じてしまう方が多いかもしれませんが、
その間に深呼吸をしたり、「人はひと、、人はひと、、」といった自分なりの呪文を唱えたりするなどを試してみるといいということでした。
●べき
続いて二つ目のポイントは「べき」です。
そもそも私たちを怒らせるものは一体何なのでしょうか?
人や出来事、色々と考えられますが、実は「べき」ということが正体なのです。
「べき」とはつまり、「〇〇であるべき」だとか「〇〇すべき」などといった
“自分が長年慣れ親しんでいること 絶対だと信じていること”で
この「べき」が自分の中にあることで、何か怒りにつながる出来事が起きたときに、実際の出来事と自分の中にある「べき」の感情とのギャップが生じてしまい、怒りにつながってしまうということでした。
この「べき」という原因を減らすためには、
自分の中にある「べき」を許容できるレベルごとに分け境界線をはっきりとさせることがまず大切だということでした。
ここで参加者の皆さんには先ほどのワークシートに自分の中の「べき」を書き出してもらいました。
そして「べき」を明確にしたら他の人の「べき」を許容する努力をし、また他人と自分の「べき」を見せたり伝え合ったりして他人の「べき」と比較しながら考えることも効果的なのだということでした。
●分かれ道
3つ目にアンガーマネジメントに大切なこととして、怒りの行動を起こすか、起こさないか?の「分かれ道」を意識するということがあります。
そのためには何か怒りにつながる出来事が起きたときに、
“変えられる=コントロール出来る”こと と “変えられない=コントロール出来ない”ことに分けて考えることが必要です。
例えば電車の中で騒いでいる人を見た時に、
自分が注意したりして静かになるとすれば「変えられる」こと、として、
いつ・どうやって・どのように・どの程度変えるのかを考え行動に移します。
ここで実際の「変えられる」行動(叱る・怒る・注意するなど)に移す時は、
タイミングや場所、どのくらい変えることがいいのかを考えてから行動に移すことが重要です。
そして何か言っても静かにならない「変えられない」ことと判断すれば、
自分がその場から離れたりするなどの具体的で現実的な対策を考える必要だということでした。
また怒りには、
・家族や友人などの身近な対象に強くなる←コントロールできるという思い込み
・高いところ(上司・先輩・兄、姉)から低いところ(部下・後輩・弟、妹)へ流れる←怒りの連鎖
・伝染しやすい←情動伝染
といった性質があるといいます。
しかし同時に怒りは、
行動を起こすモチベーションにもなり、
“エネルギーになる”
性質も兼ね備えています。
今回の講座で出てきた対処法を一日一日、生活の中で意識しながら実践し、
自分の感情に責任をもつことで、怒りとうまく付き合う術が身についていくのだと原口さんは話されました。
また会社などの組織では生産性を生むようなパフォーマンスにつながったり、
家庭や学校などでは日々の活力となるようなエネルギーにもなるということでした。
□質疑応答
質疑応答では、
「6秒我慢できないような怒りっぽい人とはどう付き合えっていけばいいですjか?」という質問に対して、
原口さんは「怒りそうな場面に遭遇した時に、お茶を持って行ったりお菓子を持っていくなど自分が6秒の間で出来るようなことをやってみるのもいい。またお部屋の中にアロマを焚くなどして落ち着きやすくなる空間にすることも効果的です。」とコメントされていました。
ご参加頂いた皆様からは、
「怒りのコントロールの方法が分かりとても参考になった。」
「自分の中の理想が高かったことに気づきました。あまり怒ったりする方ではないと思っていましたが、自分でも忘れているような小さな怒りがあるのだと気づきました。」
「怒りについての考え方が変わりました。うまく付き合っていく為にも教えて頂いたことを心がけていきたいと思います。」
といったご感想をいただきました!
「怒り」という誰しもが持つであろう感情と上手く付き合っていくために、
その本質や対処法などを学ぶことが出来た今回のヒムカレッジ。
自分の身の回りのことから意識し・実践出来ることばかりでしたので、
参加者の皆様にとって、様々な場面で役立つスキルを学ぶ場になって頂けたのではないでしょうか。
参加していただいた皆様、そして講師の原口さん、本当にありがとうございました!
□講師紹介
--------------------------------------
原口 祐佳 氏 組織デザイン・ラボ 代表
提携会社:ANAビジネスソリューション氏,アニメートエンタープライズ,株式会社イースト
長崎県佐世保市生まれ。短大卒業後、ANA(全日本空輸株式会社)入社。グランドスタッフとして福岡空港に勤務、その後営業支店へ異動し、教育、企画、セールス等、幅広く業務に携わると共に人材開発・教育研修業務を担い、延べ40,000 人のANAグループ社員の育成に携わる。また、教育プログラム開発、人材育成の体系化も手掛け、現在の基礎となる。
2012年に、“社員全員で成果を上げる組織作りを支援する”を理念とし独立。研修講師、組織デザイン・コンサルタントとして141社の企業の人材育成支援を実施。特に現在は、「リーダー育成」と「人事評価制度作成」に力を入れ支援を行っている。また現在までに延べ120人、1015時間以上のコーチングの経験を持つ。
◆資格◆ ICF国際コーチ連盟プロフェッショナルコーチ、日本アンガーマネジメント協会ファシリテーター
--------------------------------------
今回も様々な職種・年代の多くの方々にご参加いただきました!
実際のワークを交えながら「アンガーマネジメント」について学ぶ研修会となりました!
●アンーマネジメントとは
初めにアンガーマネジメントという言葉について。
アンーマネジメントとは「怒り」(アンガー)とうまく付き合うこと(マネジメント)=後悔しないこと(「言い過ぎた」「言えばよかった」などとならないように)
ここで重要なのが、決して怒らないということではなく、怒る必要のあることは上手に怒り、怒る必要のないことは怒らないようにすること
だということでした。
また仕事に限らず家族や友人などとのコミュニケーションにも用いることも出来るということでした。
●怒りとは
そもそも怒りという感情には「感情表現」「伝達手段」「機能・役割」という3つがあるといいます。
「感情表現」
・人間にとってごくごく自然な感情のひとつ
・怒りがない人はいないし、なくすこともできない
「伝達手段」
・怒ることで伝わることがある 怒ることで伝わりにくくなることがある
「機能・役割」
・身を守るための感情(防衛感情)
そして怒ることはダメな事ではなく、怒っても構わないが、
怒るものか、怒らないものか“区別できていないこと”こそが問題なのだと原口さんは話されました。
そして、ここで参加者の皆さんにはワークシートに、自分が「怒った出来事」を書いて頂きました。
参加者の皆さん同士で共有しながら、またその時の「感情を表す言葉・発した言葉」についても書いて頂きました。
このようにまずは自分の感情をちゃんと「言葉」に表すことが、
怒りとうまく付き合っていくことにつながるのだということでした。
さて実際に怒りとうまく付き合うためにはどうしたらいいのでしょうか?
●6秒
怒りとうまく付き合うためのポイントとして、
1つ目に大切なことは「6秒」待つということでした。
人は怒りの感情が起きて、その怒りのピークが続く時間が6秒だといわれています。
ここで何か言葉を発したり、感情に任せた行動をとってしまうと前述した「後悔」につながってしまうということでした。
そうならないためにもとりあえず6秒待つことで冷静な判断が出来るのだということでした。
実際に6秒を計ってみると長いと感じてしまう方が多いかもしれませんが、
その間に深呼吸をしたり、「人はひと、、人はひと、、」といった自分なりの呪文を唱えたりするなどを試してみるといいということでした。
●べき
続いて二つ目のポイントは「べき」です。
そもそも私たちを怒らせるものは一体何なのでしょうか?
人や出来事、色々と考えられますが、実は「べき」ということが正体なのです。
「べき」とはつまり、「〇〇であるべき」だとか「〇〇すべき」などといった
“自分が長年慣れ親しんでいること 絶対だと信じていること”で
この「べき」が自分の中にあることで、何か怒りにつながる出来事が起きたときに、実際の出来事と自分の中にある「べき」の感情とのギャップが生じてしまい、怒りにつながってしまうということでした。
この「べき」という原因を減らすためには、
自分の中にある「べき」を許容できるレベルごとに分け境界線をはっきりとさせることがまず大切だということでした。
ここで参加者の皆さんには先ほどのワークシートに自分の中の「べき」を書き出してもらいました。
そして「べき」を明確にしたら他の人の「べき」を許容する努力をし、また他人と自分の「べき」を見せたり伝え合ったりして他人の「べき」と比較しながら考えることも効果的なのだということでした。
●分かれ道
3つ目にアンガーマネジメントに大切なこととして、怒りの行動を起こすか、起こさないか?の「分かれ道」を意識するということがあります。
そのためには何か怒りにつながる出来事が起きたときに、
“変えられる=コントロール出来る”こと と “変えられない=コントロール出来ない”ことに分けて考えることが必要です。
例えば電車の中で騒いでいる人を見た時に、
自分が注意したりして静かになるとすれば「変えられる」こと、として、
いつ・どうやって・どのように・どの程度変えるのかを考え行動に移します。
ここで実際の「変えられる」行動(叱る・怒る・注意するなど)に移す時は、
タイミングや場所、どのくらい変えることがいいのかを考えてから行動に移すことが重要です。
そして何か言っても静かにならない「変えられない」ことと判断すれば、
自分がその場から離れたりするなどの具体的で現実的な対策を考える必要だということでした。
また怒りには、
・家族や友人などの身近な対象に強くなる←コントロールできるという思い込み
・高いところ(上司・先輩・兄、姉)から低いところ(部下・後輩・弟、妹)へ流れる←怒りの連鎖
・伝染しやすい←情動伝染
といった性質があるといいます。
しかし同時に怒りは、
行動を起こすモチベーションにもなり、
“エネルギーになる”
性質も兼ね備えています。
今回の講座で出てきた対処法を一日一日、生活の中で意識しながら実践し、
自分の感情に責任をもつことで、怒りとうまく付き合う術が身についていくのだと原口さんは話されました。
また会社などの組織では生産性を生むようなパフォーマンスにつながったり、
家庭や学校などでは日々の活力となるようなエネルギーにもなるということでした。
□質疑応答
質疑応答では、
「6秒我慢できないような怒りっぽい人とはどう付き合えっていけばいいですjか?」という質問に対して、
原口さんは「怒りそうな場面に遭遇した時に、お茶を持って行ったりお菓子を持っていくなど自分が6秒の間で出来るようなことをやってみるのもいい。またお部屋の中にアロマを焚くなどして落ち着きやすくなる空間にすることも効果的です。」とコメントされていました。
ご参加頂いた皆様からは、
「怒りのコントロールの方法が分かりとても参考になった。」
「自分の中の理想が高かったことに気づきました。あまり怒ったりする方ではないと思っていましたが、自分でも忘れているような小さな怒りがあるのだと気づきました。」
「怒りについての考え方が変わりました。うまく付き合っていく為にも教えて頂いたことを心がけていきたいと思います。」
といったご感想をいただきました!
「怒り」という誰しもが持つであろう感情と上手く付き合っていくために、
その本質や対処法などを学ぶことが出来た今回のヒムカレッジ。
自分の身の回りのことから意識し・実践出来ることばかりでしたので、
参加者の皆様にとって、様々な場面で役立つスキルを学ぶ場になって頂けたのではないでしょうか。
参加していただいた皆様、そして講師の原口さん、本当にありがとうございました!
2017年01月04日
2017年始動!
皆様、明けましておめでとうございます。
みやざきNPO・協働支援センターは本日、1月4日(水)より
仕事始めとなっております。
1月は
23日(月)にヒムカレッジ vol.3 『災害ボランティアから考える~熊本復興支援ボランティアに学んだこと~』を開催いたします。
まだ若干お席に余裕がございますのでどうぞお早めにお申し込み下さい。
http://miyazaki-ksc.org/him03.html
今年も皆様の活動や協働を支援すべく様々な情報を発信していきたいと思います。
2017年もみやざきNPO・協働支援センターをどうぞよろしくお願いいたします。
みやざきNPO・協働支援センターは本日、1月4日(水)より
仕事始めとなっております。
1月は
23日(月)にヒムカレッジ vol.3 『災害ボランティアから考える~熊本復興支援ボランティアに学んだこと~』を開催いたします。
まだ若干お席に余裕がございますのでどうぞお早めにお申し込み下さい。
http://miyazaki-ksc.org/him03.html
今年も皆様の活動や協働を支援すべく様々な情報を発信していきたいと思います。
2017年もみやざきNPO・協働支援センターをどうぞよろしくお願いいたします。