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2013年12月23日

『ヒムカレッジvol.7』開催しました!

12月3日(火)に、本年度第4弾となる「ヒムカレッジvol.7」を開催いたしました!

今回は24名の方にお越しいただきました。



まず講座の前に簡単なアイスブレイク。自己紹介と五ヶ瀬町に関するイメージをそれぞれ書き出してもらい、グループの皆さん同士で共有していただきました。

スキー場やワイナリーなどの施設や、夕日・しだれ桜・うのこの滝などの自然に関すること、五ヶ瀬中等教育学校に代表される教育に関するイメージなどをもっておられた方が多く見受けられました。



講師は五ヶ瀬町・夕日の里づくり推進協議会の後藤福光さん。



後藤さんは園芸農業の傍ら、20年以上地域活動に従事。五ヶ瀬町の中でも、 さらに奥まったところに位置する桑野内地区を変えていこうと地区住民による意見交換の場を創設。何度も議論を重ねた末、1996年夕日の里づくり推進会議を発足。夕日をシンボルにした地域おこしをスタートさせ、「開発しない開発」、「開発しなければならないのは、人の意識」という考えのもと、ソフト面の充実を重視し、ふるさと体験交流ツアーや夕陽の里フェスタなどの開催や郷土料理の開発などに取り組まれています。



今回は「逆転のむらづくり~グリーン・ツーリズムによる地域の自立と再生~」というテーマでお話をしていただきました。
初めに、五ヶ瀬町の簡単な概要を説明していただきました。



後藤さんは青年時代、宮崎県の農議選青年運動(SAP運動)というものに携り、そこから「一万ドル講師会」というグループを作り、自分達が生産した椎茸やお茶や、農産物・特産物に自然や文化等に対して付加価値を付けて直接消費者の皆様方と結びつけていく「ニューグリーンパーソナリティー」という考えのもと、桑野内の開発コースを作り上げました。
しかし、高度経済成長期の時代では中々そういった考えも受け入れてもらえなかったそうです。

そんな折、平成4,5年頃に農林水産省の「グリーンツーリズムモデル整備構想等策定市町村」に五ヶ瀬町が指定されたことをきっかけに、五ヶ瀬町のグリーンツーリズム活動は本格的に始まりました。



「五ヶ瀬町に来たらあなたも町民ですよ」というコンセプトのもと、農村民泊や夕日の里づくり推進協議会の活動を住民の方々と共に行ってこられました。
特に住民の皆さんとの活動は、当初批判が多かったものの、「開発しない開発」。開発すべきなのはこの遅れた閉塞感をもった住民の意識の開発だという意志を掲げ、夕日の里づくり推進会議を立上げ、活動がスタート。夕日の里フェスタに代表される五ヶ瀬のまちづくりには欠かせないイベントなどの開催に至りました。

何か違うものを取り入れることや環境を変えることよりも、まず住民の意識を変えることを優先的に始めたということが五ヶ瀬町のまちづくりには必要不可欠であり、多くの方が五ヶ瀬を訪れリピーター率も高いとうことに繋がっているのだと感じました。



講座終了後の質問タイムでは、
『他の地域のグリーンツーリズムとの差別化はどのようになされているのか』
などといった質問が後藤さんに向けられ、

「1つは地域全体で受け入れるということ。もう1つは何百人単位の大勢の人を受け入れるのではなく、自分達のキャパシティで対応できる1つのファミリーや1つのグループを受け入れ交流していくこと」と答えられてました。



講座の後にはワークショップが開かれました。
最初に書き出した五ヶ瀬町のイメージと、講座を受ける中で感じたことや面白かった所、気づきや発見したことなど、ポストイットに書き出した意見を模造紙にまとめてもらい、改めてグループの皆さん同士でシェアしていただきました。





写真のようにみなさんにまとめてもらいました。





そして、まとめた意見を各グループの代表者の方に発表していただきました。
自分が住んでいる、又は関わっている地域と照らし合わせた展望や課題なども発表して頂きました。

参加者からは、
「地元にも持ち帰り「あるもの磨き」の視点から地域の力を再現してゆけたらいいと思いました。」
「閉塞的な町でも、関わりを持って行動を促すことで意識を変えていけるというのが印象的でした。」
「五ヶ瀬の中には嘘がない。作られたご当地グルメもなくて素で勝負しているのでそのまま町民の自信に繋がっている。そして酒の力はやはり偉大だ。」
「みんなでよくなる」想いを貫くことの大切さ。度を越えない事の大切さ。よそ者視点の大切さ(交流人口が増えると笑顔が増える)」
「五ヶ瀬のケースは五ヶ瀬だけでなく、県全体の都市部⇔中山間地域のこれからのあり方のモデルではないかと思いました。」
といったご意見・ご感想をいただきました。

また今回の講座を受けて、皆さん更に五ヶ瀬町に興味を持っていただき、「家族で遊びに行きたい!」「是非とも農泊してみたい!」「また行きたくなった!」とおっしゃられている方が多数いました。

後藤さんがおっしゃっていた、
「住民の中にある「機動性」そして「柔軟性」そして一番大事な「情熱」を存分に発揮して「自立と参画」という意識を住民一人一人に持たせること。同時に行政の持つ「信頼性」と「組織力」そして「資金力」を住民の持つ力と上手に合わせていくことで「まちづくり」「地域づくり」は動いていく」というお話がとても印象的でした。

講師の後藤さん、そしてご参加いただきました皆さま、ありがとうございました!


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Posted by みやざきNPO・協働支援センター at 11:56│Comments(0)イベント報告
 
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