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2014年02月12日

Design Lab Miyazaki vol.3『地域づくり×フードビジネス講座』開催しました!

2月11日にDesign Lab Miyazaki vol.3『地域づくり×フードビジネス講座』を開催いたしました。

今回のDesign Lab Miyazaki vol.3は食と地域づくりに関心を持っておられる幅広い年代や職種の方々34名の方にご参加頂きました。またご参加いただくのが初めての方にも多数参加していただきました!

第3弾のDesign Lab Miyazakiは、“食”をテーマに、これからの地域づくりを考えるトークイベント&ワークショップ。
ご登壇いただいた講師陣のそれぞれの視点からお話頂き、地域の“食”をどのようにして地域の活力につなげていけるか!?
参加者の皆さん同士で探求する場となりました。

01_宮崎発“食”のチャレンジを知る
食という共通点を持ちながらそれぞれ分野・視点の違う方々4名の講演から始まりました。

まずは宮崎県総合政策部フードビジネス推進課長の井手義哉さんによる講演。


井手さんには平成25年度より開設されたフードビジネス推進課が取り組む「フードビジネス振興構想」の背景や思いについてお話いただきました。
「グローバル化」「資源環境問題」「人口減少少子高齢化」など宮崎県を取り巻く社会経済情勢と国内有数の食料供給基地の地位を確立した宮崎県の強みや特性を活かす為、視野の広い産業である「フードビジネス」を地域経済や雇用を支える成長産業にする目的で推進活動に取り組まれています。また農産物の生産だけに留まるのではなく加工・製造までを行う事により、雇用の創出が生まれ、経済の活性化に繋がるのだと井手さんは話されました。


2人目は宮崎県産業振興機構 みやざきフードビジネス相談ステーションの高峰由美さん。


高峰さんにはみやざきフードビジネス相談ステーションについて、これまで手がけられた宮崎県内で商品開発の支援事例や相談ステーションの取り組みなどをお話いただきました。
またあえてフードではないビジネスの事例である「開かずピンちゃん」という宮崎発ヒット商品をご紹介していただきました。今ではタニタの「カロリズムエキスパート」とという体脂肪計のパーツとしても正式採用されたり、サンリオとのコラボ商品が開発されるなど、産業の垣根を越えた連携・融合を目指すフードビジネスにも通じるビジネスモデルなのではないかと感じました。

フードビジネス・地域づくりに通じる共通項は「人づくり」であり「未来形を見る(見ようとする)チカラ」なのだという言葉がとても印象的でした。


3人目はまろうど酒造 どぶろく隊 隊長の佐伯勝彦さん。


佐伯さんにはまず始めに高千穂町の名産品や観光地、高千穂が抱える課題などをお話いただき、経営する民宿まろうどや生産から販売まで手がける「御神水源どぶろく千穂まいり」についてのお話をして頂きました。
まろうど酒造の代表である飯干淳志さんに「あとはお前らの好きなようにやってみろ!」と言われ千穂まいりの事業は始まりました。それには代表の「若い人達のセンスでやってほしい」という思いもあったそうです。
千穂まいりは若い人たちに飲んで欲しいと話す佐伯さんは、千穂まいり+音楽+ダンスを融合させたイベントを行い、県内外から100人近くの人を集め若い世代に積極的にPRするなどの活動もおこなっています。

自分達が製造したものを発信する活動が自分達の住む地域に人を呼び寄せ、地域の活性化にも繋がっているのだと感じました。


4人目は綾手づくりほんものセンター 店長の梶山剛さん。


梶山さんにも始めに綾町の名産品や観光地、綾町の抱える課題などをお話いただくと共に、平成24年に綾地域が登録された「ユネスコエコパークとは?」「ユネスコ世界遺産との違いは?」についても梶山さんの見解を元にお話いただきました。そして綾町から発信する活力として綾手づくりほんものセンターについてお話いただきました。
民間から初めて店長として起用された梶山さんがほんものセンターに対して始めに感じたことは、
「観光・農業・情報が集約されており、綾町の重要なポジション(中心的な)にあるが、それらがうまくかみあっていない」ということだったそうです。

そこで、町として取り組んでいる「自然生態系農業(有機農業)」「綾で収穫・加工されたもののみの販売による差別化」「地域密着型店舗」「商品に綾町独自の「金」「銀」「銅」のランク付けを行う」といった強みを打ち出し、地域の活力にも繋がる経営体制を整えました。
これからの取り組みとして、「地域経済の確立」や「農業に魅力を感じてもらえる=農家の収益が向上するシステム構築を綾町の規模で実践する」ことだと話され梶山さんの講演は終了しました。


そして講演の後に、佐伯さんからまろうど酒造のノンアル乳酸飲料と梶山さんから綾手づくりほんものセンターの生野菜とキムチのシオン・トライアルキムチをお持ち頂き、試飲・試食会が行われました!参加者の皆様からも大変ご好評いただきました!


02_宮崎の食と地域の活力について探求する


宮崎県産業振興機構 みやざきフードビジネス相談ステーションの生駒祐一さんをモデレーターに迎え、井手さん、佐伯さん、梶山さんとのパネルトークを繰り広げました。これからのフードビジネスに対する展望やそれぞれの成功体験や失敗事例等のこれまでの学びと気づき、自分たちが未来に出来る事などを生駒さんとのディスカッションを通してお答えしていただきました。



参加者の皆様からの質問に答える質疑応答では、
「売れ筋の商品は?」
「宮崎のフードを県外に持っていく方法は?」
「ビジネスという観点でこれから仕掛けていきたいことは?」
といった質問が寄せられました。
最後に井手さん、佐伯さん、梶山さんにメッセージを頂きパネルトークは終了しました。

03_地域の“ 食”を地域の活力に繋げる
ワールドカフェ形式で行われたワークショップでは、
「宮崎県には、どんな食の資源があるだろうか?」
「また、その食の資源をどうやって活かしていけるだろうか?」
というテーマを参加者の皆さん同士で探求していただきました。




最後に、参加者の皆さんからいただいた感想をご紹介したいと思います。
「多くの方が、地域づくり×フードビジネスに興味と情熱を持たれていることを知りました。」
「宮崎は、宮崎の中だけで物事を解決しようとしている節がある。少し、宮崎県出身者及び宮崎に関係のある人の協力を得て、宮崎を発信していくべきではないか。」
「私の知らないところで、色々フードビジネスは動いているのだと思いました。」
「宮崎の食材の豊富さを再認識しました。」
「ディスカッションが色んな視点から再考でき楽しかったです。」


今回の講座で改めて、「食」の力が地域づくりに活力を与えるものとしてとても重要な存在になっているということを感じました。

また今回の講座はUMKとMRTの夕方のニュースでも取り上げていただきました!!
↓こちらから動画を見ることが出来ます。
○UMK
http://www.umk.co.jp/news/
○MRT
http://mrt.jp/localnews/?newsid=00009289

ご登壇いただいた皆さま、ご参加いただいた皆さま、そして運営のお手伝いをいただいたスタッフの皆さま、ありがとうございました!


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