2013年03月07日

『ヒムカレッジvol.3』を開催いたしました!

2013年3月6日に『ヒムカレッジvol.3』を開催いたしました。

平日昼間の開催にも関わらず、31名の方にご参加いただきました!


今回の講師は、地域交流誌「みちくさ」でお馴染み、株式会社アイロード代表の福永栄子さん。


少しだけ福永さんのご紹介をさせていただきます。
13年前、アイ(愛)ターンで、東京から宮崎県に移り住み、日本人の原風景が今なお残る南九州の風土の魅力を、住んでいる人々、訪れる人々、県境を越え周辺に住む人々に伝えたいと、地域間交流誌「みちくさ」を発刊。その傍ら、様々な地域の現場に赴き、研修やワークショップ等を通じて、地域づくりのお手伝いを行っている。
■株式会社アイロード
http://www.michikusan.com/


今回の講座の演題は『暮らしの魅力をコンテンツとする仕掛け!暮らすように旅する「バルウォーク」~宮崎を「民の力」で盛り上げよう~』
宮崎初上陸となった「バルウォーク」の全容を語っていただきました!
■バルウォークとは?
 http://www.bar-miya.net/


まずは、「バルウォーク」開催に至った経緯をお話いただきました。
「草の根の市民交流こそ大事」という信念を持って活動されてきた福永さん。
市民の力を最大限に生かして地域を盛り上げることの可能性があるのではと、全国的にも広まりつつあった「バルウォーク」を宮崎でも開催しよう!という事で企画がスタートしたそうです。


次に「バルウォーク参加者側の声」という事で、実際にイベントに参加されたみやざきフラワーロードネットワークの新名さんと、宮崎大学の根岸准教授にお話いただきました。


根岸准教授は「バルのチケットを持っている事で、全然知らない人に話しかける雰囲気が形成されていた。また、普段は街に来ないおばちゃんたちが嬉しそうにお店を飲み歩いている姿が、とても印象的だった。」とお話しされました。


またイベントの関係者として宮崎商工会議所の松山所長にもお話いただきました。
宮崎商工会議所では、バルウォークと連動して、宮崎の街情報を掲載した「まち歩きMAP」を作成。
その経緯やイベントへの想いを語っていただきました。


続いて、福永さんにイベント当日の様子を、スライドを使ってお話頂きました。
予算がないなか、どのようにイベントを立ち上げた開催するに至ったか…資金的な部分も含め、赤裸々にお話頂きました。


最後にテーブルごとに、学びのシェアタイム。
福永さんのお話を聞いての感想、次回に向けての提案を語り合っていただきました。


参加者からは、
「周りでもこのイベントを知らない方もたくさんいた。早くから情報発信したら、もっと多くの方に参加してもらえたのではないか?」
「県外や市外からいらっしゃった方も多かったので、宿泊施設と連携した動きが取れるといいのではないか?」
といった提案をいただきました。

また、合わせて感想も少しだけご紹介させていただきます。
「宮崎では人を中心としたイベントが開催されていて、人と人を繋ぐ素晴らしいイベントだと思いました。そのイベント情報が一人でも多くの人に広まればいいなと思いました。」
「多様な世代の方々が普段行けないお店に行けたり、知らない人と交流出来て、人の環が広がると思いました。」
「宮崎を活気づけるために、色々な方の努力がある事を肌で感じた。」
「今後も続けていくことで、市民と商店街とのつながりをより強くできることに気づいた。」
「物を動かすのではなく、人の心を動かす、それがまちづくりという言葉が心に残りました。」

講師の福永さん、ご登壇いただいた皆様、そしてご参加いただきました皆様、ありがとうございました!

みやざき県民協働支援センター
http://miyazaki-ksc.org/


  


Posted by みやざきNPO・協働支援センター at 19:33Comments(0)イベント報告