2013年05月05日

男性の地域活動への参加率…?

ゴールデンウィークも開いております!
どうも、KSCスタッフの横山です星

本日郵送にてこんな冊子が届きました。



「男性の地域活動への参画 好事例集」 

by 内閣府男女共同参画局


ほっほ~・・・こういう冊子がまとめられる、ということは
男性の地域活動への参画がまだまだ遅れている、ということですかな?

残念がら本事例集の中に宮崎県内の事例は入っておりませんでした。

しかし、私の周りには地域活動を熱心にされている男性が非常に多いので、
「う~ん、そんなにわざわざまとめるほどに?」と思ってしまったりもします。
でもそれはきっとそういう濃い環境に私が埋っているからだろうな~ともキョロキョロ


さてさて、内容をざっとフレーズ的にご紹介しますと、
「ダメパパから脱却」「アウトドア」「ストリートパフォーマンス」「おやじパワー」といったものから
「マーマレードづくり」「生活指導」など多岐にわたったキーワード力こぶ

ひとつ、愛知県の「おおぐちおやじの会」さんの事例をご紹介。

結構若者が荒れてる地区だが、地域行事に参加する父親が少なく、中学校の指導も間に合わない状態。
それに問題意識を抱えたおやじさんたちが、夜回りをするも、一回で挫折。
「おやじの会」の知名度が低く、タムロっている若者たちが聞く耳を持たなかったのだそう。
そこで、ロックフェスやダンスフェスを主催開催し、世代間交流を図り、徐々に地区の雰囲気を変えていきました。

今では「愛知おやじサミット」を開催し、いかに子育てに父親が関わるか、を議論しているとのことです。

ん~なるほど。

分野的に確かに子育てNPOや市民団体ではなかなか男性の影というのが薄くなりがち。
ウーマンパワーで活躍されている団体さんはよく耳にしますが、男性が牽引する子育て・地域づくり、面白いですね。

上記の愛知のおやじの会は、女性メンバーも3割いらっしゃるのが面白いところ。
女性に教えられることも多く、女性の中核メンバーも育ってきているのだそうですよ。


ちなみに。



巻末に調査概要が載っておりまして、自治体へのアンケートがありました。

「貴自治体は男性の地域への参画を推進する事業を行っていますか?」

「行っている」が42%。「行っておらず、今後も予定はない」が40%。
「昔やっていたけど今はしていない」が6%、「今後は検討したい」が12%。

今後も予定はない、とした自治体は既に十分に参画が図れているから、推進しないのか、はたまた。

そして宮崎県内はどうなのでしょうか・・・?
機会があったら担当職員の方に聞いてみようかなと思います。


そんな本冊子、みやざき県民協働支援センターに3冊届いております。
自由閲覧コーナーに設置しますので、ぜひご覧くださいねパーピカピカ  


Posted by みやざきNPO・協働支援センター at 11:48Comments(0)今日のセンター