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2016年11月10日

地域版ヒムカレッジ in 日南 開催しました!

9月30日(金)に、北海道国際交流センターの事務局長 池田誠さんをお招きし、
地域版ヒムカレッジ in 日南「地域づくりのコーディネート力~連携・協働で地域を元気に!」を開催いたしました!




□講師紹介
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池田 誠 氏
(財団法人北海道国際交流センター(HIF)事務局長)
函館生まれ。1984年小樽商科大学卒業後JTBにて11年間勤務。95年に退職、1年間、ニュージーランドでグリーンツーリズムや、パーマカルチャー、バイオダイナミックなどを学ぶ。帰国後、共働学舎新得農場にて有機農業、ナチュラルチーズづくりなどを担当し、自給自足の共同生活をする。2001年5月より現職。現在、外務省NGO相談員、DIGネットワーク函館事務局長、大沼ラムサール協議会会長など多数。七飯町大沼在住。

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今回は日南の地域づくりに携わっている方や行政職員など幅広い年齢層の多くの方々にご参加いただきました!

ホームステイプログラムを中心とした国際交流事業をはじめ、様々な事業に取り組む池田さんにご講演いただきました。



●自治体と連携し、ホストファミリー開拓


北海道国際交流センターで取組むホームステイプログラム。
きっかけは1979年夏、北海道七飯長の農家に16名の留学生が2週間ホームステイを行ったことでした。
それから現在に至るまでの37年間、100の国と地域、10,000名以上の留学生が北海道を第2の故郷として交流をつづけています。

こうした北海道でのホームステイプログラムが始まりとなり九州でもホームステイプログラムが行われるようになり、北と南から草の根の国際交流が盛んになっていたということでした。
また海外の大学と連携した日本語教育のプログラムも行っており、毎年多数の応募がくるほど人気があるそうです。


●国の行政機関などとの連携

池田さんは外務省(JICA)や環境省、内閣府と連携した事業も行っています。
最近では厚生労働省と連携し、若者の就労支援を行う「はこだて若者サポートステーション」を始めたり、生活困窮者の自立支援や学習支援も行っています。
その他にも農林水産省と連携した事業や防災活動などの取組み、環境保護活動やクルーズ船のインフォメーションデスクなど、その活動は多岐に渡ります。


●多様な主体と連携するメリット

このように様々な事業を展開する池田さんですが、そんな中では「何で国際交流の団体なのに別の分野に出て行くの?」という声が上がることも少なくはないそうです。

しかし、池田さんは「様々な事業を展開しているからこそ見えてくるものがある。福祉と環境の事業が結びついたり、国際交流と地域づくりが繋がり、より事業が進みやすくなったりすることがある」と語ります。

多様な主体との連携による地域づくりの取り組み、また性別や世代を問わず様々な人々を巻き込んだ活動を行うことにより、ネットワークが更に拡がり、円滑な組織運営にも繋がっているということを強く感じました。


●共働学舎での生活


最後には池田さんが2年間生活していたという共同学舎のお話に。

共働学舎は1978年、集落全体の高齢化などによって廃村となった後の集落で、共働学舎の創設者宮嶋眞一郎と数人の同士が生活を始めスタートしました。

現在は20代~60代の男女十数人が犬や猫、ヤギ、鶏などの動物たちとともに暮し、村の先人達が代々使ってきた田畑や数軒の古民家をそのまま受け継ぎ、農業中心の生活を続けてきました。

住人たちは、とても個性豊かで年齢層も幅広く、また身体的・精神的・境遇上などでのさまざまな差異を持つ人たちですが、1人1人が持つ個性を尊重し、お互いに支えあいながら共同生活を送り、一般的な地域コミュニティでは成り立ちにくいような生活を送っています。


そこで池田さんは有機農業とナチュラルチーズづくりをしながら自給自足で暮らしていたそうです。

共働学舎での生活を通して、多様な人々や多様な考え方に触れ
「異なる価値観やそれぞれに得意・不得意のある人々が支え合いながら社会を作っていくことが大切だ」
と感じた池田さん。

様々な分野での事業を展開している現在の活動を行う上で、
共働学舎での生活はとても大きな経験になったということでした。



□質疑応答

質疑応答では、
「どのように地域の人を巻き込んでいるのか?」という質問に対して、
池田さんは「地域の人と関わる時には、とにかく低姿勢で接すること。あとは飲みの席で打ち解けていく。また女性スタッフがいると打ち合わせなどがスムーズに進行できるのでなるべく同行してもらうようにしている。」とコメントされていました。






ご参加頂いた皆様からは、

「今まで私自身が抱いていた「地域づくりのコーディネート」に対しての概念を変えれました。エリアではない広域連携の重要性を認識しました。」

「様々な活動をされていて大変驚きました。「協働学舎」の話が興味深かったです。障害等その人の個性としてあたり前に生活していける社会を目指したいです。ありがとうございました。」

「多様性はこれからの社会のキーワードのひとつだと思います。どうすればそれを実現できるのかということを考えました。」


といったご感想をいただきました!


とても多くの事業を手掛ける池田さんですが、
講演内でも話されたように多様性を受け入れ活かす姿勢が、
事業を動かす原動力になり、人や地域と連携していく力にもなっているのだと感じた今回のヒムカレッジでした。


参加していただいた皆様、そして講師の池田さん、本当にありがとうございました!


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Posted by みやざきNPO・協働支援センター at 17:27│Comments(0)イベント報告
 
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