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2014年09月10日

『ヒムカレッジ 企画力・組織力・発信力アップセミナー』第2回 ファシリテーション講座を開催しました!


9月7日(日)に、計4回の連続講座『ヒムカレッジ 企画力・組織力・発信力アップセミナー』の第2弾、ファシリテーション講座をみやざき県民協働支援センターにて開催いたしました!


第2回目の講師は、NPO法人 日本ファシリテーション協会 フェローの加留部 貴行さん。



加留部さんは、九州大学法学部卒業後、㈱西部ガスに入社。人事、営業、新規事業部門に従事。学生時代からまちづくり活動に携わり、入社後も活 動を継続。2001年には西部ガスより福岡市へNPO・ボランティア支援推進専門員として2年半派遣。西部ガス復帰後は指定管理者制度を担当。2007年からは九州大学へ出向し、大学改革プロジェクトを経て、ファシリテーション導入を通じた教育プログラム開発や学内外プロジェク トを担当。 企業、大学、行政、NPOの4つのセクターを経験している「ひとり産学官民連携」を活かした共働ファシリテーションを実践されています。 2011年4月に独立し、現在は、加留部貴行事務所AN-BAI代表、㈱トライローグ取締役でいらっしゃいます。


今回は会議運営をスムーズにするためのファシリテーションについてお話いただきました!




〇なぜ私達はわざわざ集め・集まって会議を開くのでしょうか?
 わざわざ集まって会議を開くには、3つの理由があるという加留部さん。

①個人では限界があるから。・・・会議を開くことで、個人で解決できない物理的な問題を解決できたり、質を上げることができます(知らないことを知る・他の人の経験を追体験できる・気づきがある)

②文字情報には限界があるから。・・・現代社会には情報があふれています。文字情報では伝えたいことが伝わっていない可能性があります。

③互いに確かめあう必要があるから。・・・こちらが伝えたと思っている通りに、相手は受け取ってくれているでしょうか?受け取り方はバラバラかも知れません。確かめ合うために、実際に集まり顔をつき合わせて会議をします。

※パソコンの普及により、私達は画面を見ている時間が長くなり、なかなか顔を見て話す場をもつことを意識できていません。会議は人と人が向き合って話す、貴重な場になりつつあるそうです。


〇ファシリテーション・ファシリテーターとは?
・ファシリテーションは、「引き出す力」。その他にも、「その気にさせる・芽吹かせる」といった意味があります。会議の場という「土」に、参加者という「種」がまかれます。ファシリテーターは、参加者がのびのびと参加できるようにする「発芽促進剤」のイメージだそうです。

・進行役とファシリテーターはどう違うの?
進行役は、議題に沿って会議を進めるという役割ですが、ファシリテーターはより予定調和的でない、場にゆだねた進行をします。「やってみないと分からない!」というところが強いそうです。


〇ファシリテーターの役割
・中立的な立場で、(最後に発言をする)⇒このポイントを意識すれば「お先にどうぞ」の気持ちが生まれます。

・チームのプロセスを管理し、(進め方を意識する)⇒進め方は誘導しますが、内容は誘導しません。「決定の仕方を決める」といった、合意形成を促す役割です。

・チームワークを引き出し、(ひとりでやらない)⇒「ひとりでやらない・ひとりでさせない・ひとりにさせない」という気持ちで気を配ることが大切です。

・そのチームの成果が最大になるよう支援する。


〇プロセスを「交通整理」するファシリテーター
・ガードレールのように、話が逸れそうになったら、議題に戻すのがファシリテーターの役割。
そのためのポイントは、実は私たちが小学生のころから経験している、「議題を板書すること」
議題を始めに目に付くところに書いておくだけで、話が逸れていくのを防ぐことができるそうです。


〇「成果」さることながら、「納得感」を引き出すために注力する。
 会議では、すぐ結果が目に見える「成果」の出る結論を出そうとしがちになります。しかし、
 まずは、決まったことに対して「それじゃあ、みんなでがんばっていこうか!」と思える納得感のある会議を目指しましょう。(図部分のイメージ)





〇ワークショップ~五年後の私たちはどのようなくらしをしているでしょうか~
今回は「ワールド・カフェ」という形式で、ワークショップを行いました。

【参考】「ワールド・カフェ」の基本的な進め方
①1グループ4~6人ほどで構成されたテーブルを複数つくる
②進行役から提起される発問についてテーブルで話し合いを進め、そこで
話されたこと、感じたこと、気づいたことなどを模造紙に落書きをする
③20分置きくらいに、ホスト1名を残して、全員席替えをする
④新しいメンバー同士で先程まで自分がいたテーブルで話し合われていた
内容を披露しあう
⑤これを時に数回繰り返し、最後には元のテーブルに戻る




まずは、模造紙中央に大きく議題を書きます!これで議題から逸れた話も自然に戻すことができます。


グループで話しあわれた「みんなの意見」を背負って次のテーブルに移ります。人から聞いたいい意見も、自分のことのように話すことができます。




最後に、自分の中で引っかかったキーワードを、個人で抜き出してもらいました。




参加者からは
・緊張する体質ですが、雰囲気・言葉遣いで意見が言いやすくなることを実感できました。
・6人以下のグループ、雰囲気作り、リズム、声のトーンなど、目からうろこなことがたくさんで勉強になり、勇気が出ました。ありがとうございました。

といったご感想をいただきました!

加留部さん、そしてご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!
次回の『ヒムカレッジ 企画力・組織力・発信力アップセミナー』は第3回・プレゼン講座です。 







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Posted by みやざきNPO・協働支援センター at 17:01│Comments(0)イベント報告
 
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